STRENGTH 01:技術力

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東京ガスの街づくり

昨今、電力不足や停電への不安、電気料金の上昇など、エネルギー問題が国民生活や産業活動に大きな不安を与えています。
そのため、新たな視点でエネルギーとの関わり方を見つめなおし、従来から求められているCO2排出量の削減に加え、
節電、エネルギーの安定確保などの課題に、社会全体で取り組むことが強く求められています。
このような中で東京ガスはエネルギー事業者としての強みを活かし、街づくりに携わっています。
01 東京ガスの街づくり
低炭素で災害に強い街づくり

スマエネのイメージ

ガスコージェネレーションシステム
東京ガスでは、地域内の建物を熱や電気のネットワークで結び、エネルギーを賢く使う「地域のスマート化」を推進しています。「地域のスマート化」とは、ガスコージェネレーションシステムを核として、地域で使用する熱と電気をネットワーク化するとともに、中心となるエネルギーセンター等でこれらを的確にマネジメントすることで、エネルギー需給を最適化するスマートエネルギーネットワーク(以下スマエネ)を構築するものです。このように地域の特性に合わせてスマエネ等を導入することにより、省エネ、省CO2や災害時のエネルギー供給を実現し、持続可能な街づくりに貢献します。
地域のスマート化

田町駅東口北地区

2つの「日本初」

都市の再開発エリアでスマエネを構築   2つのスマエネを連携

低炭素で災害に強い街づくりをめざし、港区と連携して田町駅東口北地区Ⅰ街区(東側エリア)にスマエネを構築し、2014年11月よりみなとパーク芝浦(公共公益施設)、愛育病院、児童福祉施設の3施設に熱と電気の供給を開始しました。

田町駅東口北地区スマエネの主な特徴

異なる用途の複数施設の連携

公共施設、病院等

再生可能・未利用エネルギー等
の最大導入・有効活用

太陽熱・地下トンネル水の熱を空調用に活用(地域熱供給事業として日本初)

BCPへの貢献

停電時にも防災拠点(みなとパーク芝浦)への電力継続供給、愛育病院への熱継続供給が可能

SENEMSによる需給最適制御

外気状況からエネルギー利用状況等から、エリア全体の熱・電気を最適化(日本初)

2015年10月には、田町駅東口北地区のⅡ-2街区(西側エリア)の「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」に着工。これは、当社所有地にオフィス、商業施設、ホテル等からなる複合ビジネス拠点を創出するもので、開発に合わせて第二スマートエネルギーセンターを設置し、先行する第一スマートエネルギーセンターと連携することで、田町駅東口北地区全体で、1990年比で約45%のCO2削減を目指しています。

Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(FSST)

「生きるエネルギーがうまれる街。」をコンセプトに、19団体が協業して進める先進的な街づくりに当社も参画しています。約1,000世帯が暮らす街にエネファームを中心とした当社のソリューションが採用されています。

生きるエネルギーがうまれる街。
02 地域開発サービス事業
地域密着のエネルギー提案や、街づくりに貢献
2020年に至るグループ経営ビジョン「2020ビジョン」に向けて、2015年度からの3年間における主要施策の一環として、地域開発サービス事業を進めています。これは、当社の保有する不動産を活用し、街づくりに貢献するものです。JR田町駅東口北地区のような大規模用地のほかにも、当社グループで保有している中小規模の不動産の活用も進めています。地域に密着したエネルギー事業者として、スマエネを導入するなど環境性・防災性に優れた街づくりに取り組んでいます。
03 東京ガスの地震防災システム
安心・安全な街のために
街や地域単位での防災対策だけではなく、全供給区域での防災システムがあってこそ、安心して暮らせる街になります。東京ガスでは、万が一大地震が発生した場合に備え、住まいや建物の単位でガスの供給を速やかに停止し、被害の大きい地域については遠隔でガスの供給を停止するシステムを設けています。
被害の大きい地域のみを止める

ブロック化のイメージ

中圧・低圧導管網は複数の「ブロック」に分けられており、被害が大きい地域のみを切り離すことで、ガス供給を止める地域を最小限に抑えることが可能となっています。現在、低圧導管網は約250個以上のブロック、中圧導管網は25個のブロックに分けられています。

ブロックごとにガス供給を停止

東京ガスの供給エリアには、約4,000基の地区ガバナ(圧力調整器)があり、それぞれにSIセンサー(地震計)が設置されています。震度6弱相当以上の揺れを感知した地区ガバナではガス供給を自動遮断し、ブロック単位でガス供給を停止します。

遠隔遮断で確実に安全確保

供給指令センターに集められた情報から、火災や家屋倒壊などの被害が大きく、二次災害が予測されるブロック内の地区ガバナに対し、SUPREMEによる遠隔遮断を行います。

SUPREME

超高密度リアルタイム地震防災システム

東京ガスの「SUPREME」(シュープリーム)は、約1km2に1基という高密度で設置されたSIセンサー(地震計)を利用する、世界でも例を見ない地震防災システムです。短時間での観測点データの収集と、遠隔操作による地区ガバナの供給停止に加え、高精度な導管被害推定機能も備えています。