INDUSTRY02:原料調達 世界中から調達し、活用する。

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天然ガスを世界中から輸入しています。

天然ガスを-162℃以下に冷却したLNG(液化天然ガス)

気体である天然ガスを-162℃まで冷やすと液体になり、それが「LNG(液化天然ガス)」と呼ばれています。液化することで体積は600分の1になり輸送効率が高くなるため、日本のような島国では、産出国で天然ガスをLNGに変えてタンカーを活用して日本へと運んでいます。標準的な大きさのタンカーで1回に運べるLNGの量は、14万5000立方メートル(約6.7万トン)。これは、約20万世帯が一年間に使うガス量に相当します。

日本は天然ガスの約97%を海外から輸入

国別の天然ガス輸入量
日本の国産エネルギーは、国産の天然ガス、水力、地熱など含めわずか数%にしかならず、エネルギー資源の多くを海外から輸入しています。その中でも天然ガスは約97%を海外から輸入しており、その輸入量も年々増加しています。国別の天然ガス輸入量では、日本が全体の36.2%と世界で一番天然ガスを輸入している国になっています。ちなみに日本では、新潟県、千葉県、北海道などで、少量ではありますが天然ガスが採掘されています。

オーストラリア、カタール、マレーシアから、多くの天然ガスを輸入

日本で使われている天然ガスは、世界中のさまざまな国から輸入しています。オーストラリアが20.9%と最も多く、次にカタールが18.4%、マレーシアが17.1%となっています。エネルギー資源といえば西アジアがイメージされやすいですが、天然ガス資源は、西アジア以外にもヨーロッパ・ロシア、アフリカ、中・南アメリカ、北アメリカなど世界に広く分布しています。そのため万が一地域的な紛争があった場合でも、それ以外の地域から安定して天然ガスを確保することができます。
日本の天然ガス輸入先