LNGの可能性と共に、輝き、成長し続ける自分でありたい

文理系職 原料調達・海外事業
JOB:職種・仕事を知る
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原料部 LNG契約グループ 小野寺 香織 2007年入社 新領域創成科学研究科
私は学生時代から、エネルギーにかかわる仕事がしたいと考えていました。天然資源の少ない日本にとって、エネルギーの持続的かつ安定的な調達は永遠の課題であり、国の成長や国民の日常生活を左右する根源的なテーマです。

キャリア

2007年 産業エネルギー事業部 2012年 人事部 人材開発室(留学研修)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS)MBA取得
2007年 産業エネルギー事業部 コージェネレーション営業グループ 2013年 原料部 LNG契約グループ
2012年 産業エネルギー事業部 産業技術グループ

価格競争力のあるガスの安定的な調達を通じて、
日本の成長に貢献したい

石油、石炭、太陽光などの再生可能エネルギーなど、数あるエネルギーの中でガスを選んだのは、クリーンで安定したエネルギー源であるLNG(液化天然ガス)に大きな可能性を感じたからです。また、私は海外での生活を経験したこともあるため、自分は日本人だという意識が強く、日本の成長に貢献する仕事がしたいと常々考えていました。そこで、エネルギー資源の乏しい日本にとってエネルギーの安定的な調達、供給は最優先事項と考え、東京ガスへの入社を決意。入社後は産業エネルギー事業部で、産業界のお客さまにガスを販売する仕事を経験しました。その際、日本の成長を担う産業界のお客さまとのかかわりから、安定的かつ、価格競争力のあるガスを調達し、提供することの大切さを痛感。現在は原料部LNG契約グループでLNGの長期売買契約に係る仕事をしています。
私は理系出身で、一つのテーマを追求していくタイプだったのですが、東京ガスに入社し、営業の仕事を学ぶ中で、幅広い知識と視野を広げることの重要性に気づきました。ガス事業もガス販売のみならず、多彩で高品質なサービスが要求されています。また、ガスを基軸に海外事業など新しいビジネスを創造できる人材の育成も急務です。そこで、入社6年目に、思い切って会社の「国内留学プログラム」に応募し、一橋大学大学院・国際企業戦略研究科(ICS)でMBAの取得にチャレンジしました。講義はすべて英語で、学生の8割は海外からの留学生です。留学期間中は、これまでの人生でもっとも睡眠時間が少ない1年でしたが、このような得がたい学びのチャンスを与えてくれた会社には、心から感謝しています。

未来に東京ガスがありたい姿を考え
交渉を重ねる

2013年9月に会社に復帰し、留学前から異動を希望していた「原料部LNG契約グループ」に配属されました。原料部は簡単に言えば、「LNGを海外から日本へ調達するセクション」です。LNG産出国の国営ガス会社やオイル・ガスメジャーとの間で結ばれた契約の履行、改定に関するコマーシャル協議(価格交渉、契約上の権利義務履行など)、LNG売買契約の策定、LNG輸出企業(売主)や業界関係者など、様々な利害関係者との関係構築・深耕、原料費の見通しをまとめる各種計画業務など、その業務は多岐にわたります。
特に、契約の更改に関する交渉は、5年以上先のことが今から始まります。数年先の未来、LNGのマーケットはどうなっているのか、そのとき東京ガスのポジションはどうあるべきかなど、長期的な視野を持って仕事をすることが重要です。
その中で、今後更改協議が開始される担当プロジェクトは非常にエキサイティングです。どのくらいの数量を、どのくらいの価格で、どのくらいの期間で、どのような条件で更改するべきか。社内や共同でLNGを調達している企業様とも十二分に打合せ、どのように売主と交渉するか戦略を練った上で協議に臨みます。協議は始まったばかりですが、状況は日々変わりますし、相手のある仕事なので、常に想像通りに進まないのが交渉の難しいところ。相手が何を望んでいるのか、様々な角度から物事を考え、その中で少しでも良い条件を得られるように尽力します。実際にLNGが東京ガスの基地(工場)にLNGタンカーで届くのを見ると、この更改協議のような数年にも及ぶ交渉が実を結び、売主、原料部の他グループ、そして、さまざまなパートナー企業さまの努力・ご協力の結果、日々無事に日本にLNGが届いているのだと感慨深いものを感じます。
また、LNG契約グループの仕事には、技術的な要素も非常に多く含まれています。例えば、産出されるLNGの組成(国、プロジェクトによってメタン比が異なったり、不純物等や窒素の含有率が異なるなど)の規定や計量方法の規定に関する協議もありますし、原料費の計算などは膨大な量の数字や計算を伴います。
技術的なバックグラウンドを有すること、数字の取り扱いに慣れていることは大きなアドバンテージです。また、相対交渉、関係者との関係構築の場面では、日本人ならではの配慮や気遣いが大切な要素になります。男性はもちろん、技術系の女性も、ぜひチャレンジしてください。
必要な資質やスキルは? 仕事のきめ細かさ、情報への感度の高さ、コミュニケーション力、英語やその他外国語はできたらベター。
合っている人はどんなタイプ? 常に前向きな人、成長しようという意識の高い人、相手の立場に立って物事を考えられる人、外国の方とお付き合いすることが好きな人。
入社前と後ではイメージのギャップはある? 入社前にいろいろな方にお会いしてお話を聞いていたので、あまりギャップはありませんでした。ただ、お酒を飲む機会は想像よりも多いかも?

学生へのメッセージ

就職活動はうまくいくことばかりではないと思いますが、自分自身と向き合うとても大切な時間だと思います。自分は何が好きなのか? 自分はどういうことがしたいのか? 自分は今まで何を成し遂げてきたのか? 自分は社会にどんな価値をもたらしたいのか?などの問いを真剣に考える機会にしてください。自分の価値観に気付くことは就職活動という側面だけでなく、その後の皆さんの人生にとっても非常に有益だと思います。ご縁があり、共に働くことができればとてもうれしいです。ぜひ!