海外事業の拡大を目指し、LNG基地や発電所の投資・買収を推進

文理系職 原料調達・海外事業
JOB:職種・仕事を知る
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海外事業部 海外事業開発グループ 矢崎 祐一 2010年入社 総合国際学研究科 言語応用専攻
この仕事を選んだ理由は、あらゆるお客さまにガスを届け、幅広く社会を支える会社であることに魅力を感じたため。エネルギー業界であれば、海外とかかわる業務もできると考えたため。就職活動中に出会った社員の方々が、非常に親身になって相談に乗ってくれたため。

キャリア

2010年 西支社 西部営業計画部 2012年 海外事業部 海外事業企画グループ
2011年 東京ガスライフバル調布狛江 出向 2013年 海外事業部 海外事業開発グループ

海外事業のダイナミックな動きが
お客さまの暮らしに直結する仕事

私は東京ガスの海外事業拡大を目指して、ガス事業の"中下流領域"における出資検討や事業立ち上げを推進しています。ガス事業には実際にガス田を開発する"上流領域"と、LNG基地・パイプライン・発電所など、ガス田開発以降の領域を意味する"中下流領域"があります。そのような"中下流領域"への投資に向けた業務フローは、次の通りです。
01.投資対象国の選定:投資対象国を探索。その国のビジネス環境や事業参画・買収上のさまざまなリスクを考察。経済状況、法整備の状況、政府のサポートの可能性も含め、当社グループが参入できるかどうかを検討する。
02.関係各社とのリレーションづくり:頻繁に海外出張を行いつつ、現地エネルギー企業など、投資対象国における潜在パートナーと当社との信頼関係を構築する。
03.投資事業の情報収集・選定:投資銀行、弁護士、現地エネルギー企業と情報交換を密にし、具体的に投資する事業を組成・発掘・選定する。
04.投資事業の精査・社内承認:投資銀行や弁護士事務所など、外部アドバイザーを活用しつつマーケット・法務・技術・財務・税務・環境など、多岐にわたる視点から投資事業を精査。同時に、社内の承認を得るために社内から寄せられる質問に契約書やレポート、アドバイザーの資料などを提示しながら、投資するメリットや効果を丁寧に回答する。
05.クロージング:投資先あるいは事業参画先と契約書を締結し、契約書に基づいて実際に投資を行う。投資以降の事業運営を、同じ部所の海外事業管理グループに移管する。
これら一連の業務を通じて、東京ガスの海外事業の最前線で新しい事業を開拓しているダイナミズムと、その成果がお客さまの暮らしにつながっていることに大きなやりがいを感じています。また投資するにしても、ただお金をつぎこむのではなく、投資した事業の価値を実際に汗水流して向上させる、いわば泥臭いところも当社の海外事業の魅力だと思います。

未知の世界を切り開き、
海外事業のスペシャリストに成長していきたい

海外事業は世界をまたにかける派手なイメージがありますが、実際には投資先やパートナー企業との信頼関係の構築、あらゆる事業領域に関する膨大な知識の習得など、一からコツコツ積み上げていく努力が不可欠。それだけに努力が報われる出来事があると、大きな達成感を得られます。最近では、おもに担当している国であるベトナムにおいて、事業検討を進める新たな契約を締結することができ、充実感がありました(その際のプレスリリースはこちら)。
その他これまでの仕事で印象深いのは、ある国におけるビジネスチャンスの有無を調査する業務です。実際にその国へ飛び、外資系企業の巨大な工場を訪問した際、面談にトップクラスの役職に就いている担当者が出席しました。20年近く、海外ビジネスの最前線で活躍している凄腕の方です。LNGの価格動向をはじめとする、将来のエネルギー情勢について激論になりました。迫力ある相手の視線に思わずひるみそうになったり、同席している同僚に助けを求めたくなったりもしましたが、相手の鋭い視線と指摘に対して、これまで培ってきた知識をフル活用し、自分の意見・主張を展開。その結果、面談が終わった別れ際に、「君とまた話をしたい」という言葉をいただきました。自分が1人のビジネスパースンとして認められた気がして、非常にうれしかったです。
私の目標は将来、自分が探索・選定した中下流領域の事業を東京ガスの意思決定までリードし、投資実績をつくること。さらに、上流領域や投資事業の運営管理も経験して、海外事業のスペシャリストに成長していきたいと考えています。東京ガスにとって、海外事業はこれからが発展期。エネルギー事業で未知の世界を切り開いてみたい方、私たちと共に挑戦してみませんか。
必要な資質やスキルは? 英語、アカウンティング、ファイナンス、法務のスキルはあるに越したことはありませんが、仕事しながら身に付けられると思います。むしろ要求されるのは、自分の頭で考える力、タフな精神力や柔軟性だと思います。
合っている人はどんなタイプ? 物怖じしない人=社内外のどんな相手とも面談ができる心の強さ。好奇心旺盛な人=新しい知識をたくさん吸収する貪欲さ。冷静な人=さまざまな情報・意見が入ってきますが、プロジェクトは数十億円・数百億円規模のものばかり。惑わされず何が会社のため、ひいてはお客さまのためになるのか、冷静に判断できなければなりません。
入社前と後ではイメージのギャップはある? 一緒に働く先輩方については面倒見の良い方ばかりで、イメージのギャップはありません。若手のうちから任される仕事のスケールは、想像以上でした。

学生へのメッセージ

ぜひ入社自体ではなく、その先にある「やりたい仕事」を目指して就職活動をしてください。社会経験豊富な先輩にも、ぜひたくさん話を聞いてください。