「ガス屋さん」のイメージを超えて、「産業界のなんでも屋さん」に

プロフェッショナル職 エネルギー提案営業
JOB:職種・仕事を知る
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産業エネルギー事業部 産業技術グループ 松尾 賢治 2014年入社 政治経済学部地域行政学科
多くの人々の生活基盤を支える仕事がしたいとの想いから東京ガスに興味を持ち、技術面の専門知識を兼ね備えた営業を目指したいと考え、東京ガスに入社。産業ユーティリティの技術サービスを行う部署で、工場の空調に関する省エネ診断やエンジニアリングなどを担当している。

キャリア

2014年 産業エネルギー事業部 産業技術グループ

お客さまのニーズに合わせた、
空調設備と省エネを提案する。

産業技術グループの私が所属しているチームでは、営業に同行してお客さまのもとにお伺いし、工場のユーティリティ(工場の操業に必要なガス、電気、水、空気等)に関わる技術サービスを提供しているエキスパート集団です。空調、蒸気、水処理、圧縮エアーの4つの専門領域に分かれて、お客さまのエネルギー使用状況の「見える化」や省エネ診断、エンジニアリングなどを行っており、私はその中でも空調を専門に担当しています。
担当するお客さまの工場は、食品工場や金属加工工場、クリーニング工場といったように業界も様々で、扱うものに合わせて工場の環境に求められる要素も異なります。たとえば、半導体を製造する電子部品メーカーであれば、クリーンルームと呼ばれる空間内で温度や湿度を厳密に管理し、塵一つない環境を維持する必要があるため、天井から流れる冷気を床で吸い取る形の層流空調を使用します。一般企業のオフィスであれば部屋全体を冷やす空調方式を使いますが、大規模工場になると大空間であるため空間全てを冷やす空調は難しく、作業をする人に対して人のいるゾーンだけを冷房する方式である成層空調やスポットクーラーなどを導入したりもします。ひとくちに空調と言っても様々なケースがあるため、省エネを提案するためにはお客さまの環境をしっかりと理解しておく必要があり、技術者として幅広い知識が求められるのです。

エネルギーの「見える化」から、
年間100万円のコスト低減。

工場では、ガスや電気など膨大なエネルギーを消費しますが、具体的な使用状況までは把握されていないケースも少なくありません。そこで、まずはお客さまのエネルギーの使用状況を測定して「見える化」し、そのデータをもとにした省エネ対策をご提案するのが私の仕事です。
スマートフォン用のフィルムをつくる工場で、吸収式冷温水器という空調機を使われているお客さまがいらっしゃいました。この空調機はガスを使った大規模な空調方式で、室温を下げるために大量の冷水を流して空調をしていました。冷水を流すための搬送動力としてポンプを使うのですが、これを常に最大限の力で動かし続けると、大量の電気を消費してしまいます。私は、これをどうにか省エネできないかと考え、ポンプの電力量、冷水の温度などのデータを総合的に分析した上で、ポンプに省エネ制御装置を付けることをご提案しました。省エネ制御装置を付けると、空調をしている部屋の温度を見ながら水の必要量を判断し、気温が下がり部屋の温度が下がってきたらポンプの稼働量を少なくするなどの調整ができるようになります。その結果、ポンプの電力消費量は従来に比べて約40%省エネでき、年間約100万円の省コストにつながりました。このように一定の効果は出てきましたが、その後もエネルギー使用状況等を確認しお客さまへ改善提案を継続しており、さらなる省エネ、省コストにつなげていけるようサポートを続けています。

工場ユーティリティを知り尽くした、
ビジネスパートナーを目指す

入社直後は右も左も分からないところからのスタートでしたが、仕事に少しずつ慣れてきたある時、お客さまから「ちょっと来てほしい」とのお電話をいただいたことがありました。急いでお伺いしてみると、「呼ぶほどの用でもないんだけど、ちょっと相談に乗ってほしくて」とのこと。私にとって、これほど嬉しい言葉はありませんでした。仕事の用件を満たすためだけであればただのビジネスパートナーでしかありませんが、相談相手として私を呼んでくださるということは、信頼関係があってこそ成り立つもの。不明点があれば質問するようにして、とにかく一生懸命にお客さまと向き合うことを心がけてきたのですが、それが実を結んだのだと感じました。
今は技術サポートという立場で専門性のあるご提案をしていますが、将来的には営業パーソンとして直接エンドユーザーとコンタクトを取り、第一線で仕事をしていきたいと考えています。今の仕事を通して空調や工場ユーティリティ全般についての知識を増やし、専門技術を何でも知っているプロフェッショナルな営業パーソンとして、工場の省エネに関しては何でも頼っていただけるようなビジネスパートナーを目指したいと思います。

あなたの仕事を一言で表すと…

東京ガスの新しい強みと
なる仕事
ガスを提供する会社でありながら、ガスとは直接関係のない工場のユーティリティを技術的にサポートするということで、最初は驚かれるお客さまもたくさんいらっしゃいます。省エネをご提案することは、エネルギーを提供する会社のビジネスとしても矛盾を感じるかもしれません。今私たちが目指しているのは、ただガスを売るだけの会社ではなく、工場のすべてのユーティリティ管理を東京ガスにお任せいただけるようなサポートづくりです。これは、電気やガスの自由化の流れを受けて近年立ち上がったばかりの新しい試みで、その先駆者としてこの業務を担えることを、私はとても誇りに思っています。

学生へのメッセージ

就職活動中はたくさんの出会いを大切にして、失敗を恐れずどんどん質問するようにするといいと思います。私も当時は敬語すら上手く使えなかったり、面接のスケジュール管理がうまく行かなかったりと、まさに失礼だらけ、失敗の連続でした(笑)。でも、そこから学んだことがたくさんあり、今社会人としてたくさんのお客さまと接する上での土台にもつながったと思っています。
プライベートでは、会社のホッケー部に所属して週3回の練習に励んでいます。今シーズン、創部以来初めて関東リーグで優勝することができました!スポーツはストレス解消にもなりますし、会社の仲間と仕事以外の面でも大きな達成感を味わうことができて、とても良い刺激になっています。一緒に仕事をして、一緒に気持ちの良い汗を流してみませんか?マネージャーも大募集中です!(笑)