数十億円規模のシステム開発も担当社会インフラをITシステムで支えていく

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IT活用推進部 システム運営グループ 大藤 友貴 2009年入社 工学部 経営工学科
学生時代からITに関わる仕事を志望していた。中でもユーザーに近い位置で事業を展開するインフラ企業に興味を持ち、就職活動を行う。先輩の話を聞くなど、就職活動を進める中で東京ガスに入社を決意。入社後、株式会社ティージー情報ネットワークへの出向を経て、2015年よりIT活用推進部システム運営グループ。

キャリア

2009年 株式会社ティージー情報ネットワーク 出向 2015年 IT活用推進部 システム運営グループ
2015年 人事部 人材開発室(2016年入社の採用活動業務を兼務)

東京ガスグループの
重要な「インフラ」を支える

私の部署は、東京ガスとそのグループのシステムを管理統制するのが仕事です。ITなくして事業は成り立たず、いかにITを上手に使うかが、企業の成長にも大きな影響を与えます。過剰に投資をし過ぎても費用対効果が悪く、無駄な機能が多いシステムとなってしまうわけです。各部門から提出されてくる一つひとつのシステム投資要望の内容を確認し、妥当であると判断すれば、予算として積み上げていき、会社全体的に見てどれくらいの規模になるのか、それが会社の投資として適切な金額なのか、などを検討します。もしそれが多すぎるのならば、「これは実施時期を見直しましょう」とか、「範囲を絞っての実施を検討しましょう」といった具合にバランスよく調整していきます。また予算的な面だけではなく、システムがいかに業務の効率化に貢献できるか、法改正対応など社会的責任として行わなければならない仕様が満たせているか、ということを考えるのも大事で、限りある社内外のシステム開発のリソースを調整しながら業務を行っています。現在は、数億円規模のシステム開発が複数進捗しており、それらの運営・管理を行っています。

ライフバルを軌道に乗せるという
大きな使命を帯びたシステム開発

入社して、まずはティージー情報ネットワークに出向になったのですが、ちょうど「ライフバル」を立ち上げる時期で、ライフバルを支援するシステムの企画や設計、開発に関わりました。それまでは、「エネスタ」がガスの開閉栓やガス機器の設置などを行い、「東京ガスカスタマーサービス」がガス設備安全点検などを行うといった具合に、お客さまの窓口が2つに分かれているという課題がありました。これを解消してお客さまとの関係づくりを強化し、サービスを向上していくという目的でライフバルは設立されました。
開発に当たって、エネスタ、東京ガスカスタマーサービスそれぞれが行う業務ごとに存在していた複数のシステムを統合・再構築する必要がありました。それぞれの業務システムを一つに統合することは容易ではなく、段階的に稼働させるなどの工夫が必要でした。私が担当したのは、その中でもベースとなる部分の構築であり、開発規模も大きく関係者も多いため、システム仕様の決定からシステム導入に至るまで困難を極めました。また、実際のプログラミングは中国の企業に依頼していたので、何度か現地に行って指示を出すこともありました。中国の方はプログラミングにはすごく強いんですが、「なぜこのような仕様になっているのか」というところを根気よく丁寧に説明しなければならず骨が折れました。そして他部署や他企業と協力しながら進め、完成までこぎつけました。このシステムを使ってお客さまに関わる様々な情報を一元化し、サービス力を向上させた東京ガスグループの取り組みは、一般社団法人CRM協議会主催の「2015 CRMベストプラクティス賞」に選出され、さらに特別賞である「大星賞」を受賞しました。

よりユーザーに近いところで、
ITシステムに関わっていきたい

ガス会社におけるITとは何か、どのようにITを活用できるのかは、今後より重要になってくると思っています。今は電力の小売自由化のためのシステム対応などに追われる毎日ですが、目の前の仕事も行いつつ、最新情報も常にキャッチアップしていく、という意識を持っています。社会に広く根付いている東京ガスだけに、ITの進化に対応できていない状態ではいけないですからね。現在は、経理的な視点からシステム開発に関わっていますが、今後はもう少しユーザーに近い位置でのシステム開発に関わりたいと思っています。たとえば、各部門の企画担当の部署の中には必ずシステムに精通している人がいます。私もそういう仕事をして、サービスや商品の開発にシステムの面から役に立ちたいと考えています。

あなたの仕事を一言で表すと…

「未来」に対応したシステムを
つくる仕事
システム開発で困ることの一つは、想定していなかったことが起きることです。そういうことが起きると、開発をさかのぼって改修・対応しなければならない。だから、未来をできる限り想定して、システム開発することが大事だと思っています。たとえば今でいうと消費税が2017年4月に上がる予定です(取材当時)。軽減税率について決まっていない中でどこまで予測して開発をしていくか。どれくらいの規模の改修がかかるのかを想定して仮定で予算を作りますが、足りなくなった場合には追加予算を組むことになります。またガスや電気の小売自由化に伴って、システムの改修も必要になります。今までは各業務の担当部署から求められるシステムを作ることが多かったのですが、私たちITの方から「こうすれば効率化できるのではないか」「生産性があがるのではないか」と提案をしていきたいと思っています。東京ガスのITという「インフラ会社のインフラ」が最大限に活用され、会社の成長・挑戦に貢献できるような仕事をしていきたいです。

学生へのメッセージ

就職活動は社会を知る良いきっかけになるので、広い視点でいろいろな会社を見てみるのが良いと思います。ただし、見ると言っても会社のホームページやパンフレットなどを見るだけではなくて、実際にその会社の社員の方に会って、実際の会社の雰囲気を感じることが大事です。それが入社前と入社後のギャップをなくすことになると思います。私の場合は、大学の先輩にIT活用推進部の方がいたので、詳しく仕事内容などを聞くことができました。そのおかげで入社してイメージ通りの仕事ができていて、会社の環境もいいなと思っています。
部内では、体力測定を行うなど、仕事以外での交流も盛んです。体力測定の結果が芳しくなかったため、運動にも力を入れていこうと思っています。