法務のエキスパートとして、地球規模の資源事業を推進

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総務部 法務室 篠崎 文 2003年入社 法学部 政治学科
もともと法務を志望していたわけではありませんが、国内法務に携わるうちに、専門性を高めながら働けることの面白さ・やりがいの高さを感じました。

キャリア

2003年 多摩支店 総務広報部 広報・CSグループ 兼 総務部 法務室 2010年 人事部 人材開発室
(海外ビジネス法務留学:米国ロースクールLL.M.およびニューヨーク州弁護士資格取得)
2004年 多摩お客さまサービス部 料金・支援グループ 支援・総務チーム 2012年 総務部 法務室
2005年 総務部 法務室

多摩支店の法務相談窓口を原点に、
法務のエキスパートを目指す

"人々の生活にかかわる仕事を長く続けたい"。その思いを叶えるために、東京ガスに入社。最初に配属された多摩支店で、法務相談窓口を担当したことが法務分野へ踏み出すきっかけになりました。新入社員の頃は法務の知識など皆無だったのですが、学生時代から物事を分析することが好きで、学びながら経験を重ねていくうちに、法務の知識を活かし海外事業・原料調達に貢献したいと考えるようになりました。
現在、私は総務部法務室で海外法務(海外エネルギー企業とのLNG売買契約書、ガス田などへの海外投資に係る株式売買契約書・共同操業契約書などを中心とする英文契約のレビュー・契約交渉など)を担当しています。具体的には、海外企業と東京ガスが交わす契約書の草案をチェックし、東京ガス社内の原料部、海外事業部や外部弁護士(外国人)と連携しながら、英文で記載された契約内容に取引にかかわる重大なリスクがないか、当社の実現したい内容が契約書にきちんと記載されているかなどを確認し、修正・ドラフト作成を行いながら、適切な契約内容に仕上げています。また、海外企業とLNG売買契約の交渉を行う場合、交渉のテーブルには相手企業の法務担当者が出席するので、私も東京ガスの法務専門家として同席し、法務に絡む事柄については当社海外事業部の交渉担当者にアドバイスすることもあります。法務の仕事は専門性の高い業務であり、法律の勉強だけでなく、最新の国際情勢やエネルギー業界の動きも把握していることが求められます。日々の研鑽が欠かせない仕事ですが、だからこそ得られる達成感も格別です。法務という側面から、東京ガスの事業に欠かせないガス原料の調達や投資事業に貢献でき、ダイナミックな資源事業に携わることができます。さらに、当社の海外事業の発展と共に自らの業務領域も広がり、成長していけることに大きなやりがい感じています。

社内の公募制度で米国ロースクールに留学。
大規模プロジェクトにも挑戦したい

LNGの売買契約は、ニューヨーク州又は英国の法律を準拠法として締結されます。また、日本の企業間でも契約締結は英語で行われています。したがって、法務担当者は英語および海外の法律に対する知識が不可欠です。私は法務室に配属されてから自分の今後のキャリアについて考え、法務と英語の専門性を磨くため、社内の公募制度に応募して米国のロースクールに2年間留学しました。ニューヨーク州弁護士資格も取得し、現在の業務に役立てています。
思い出深い仕事は、ガス田開発プロジェクトへの投資案件です。初めて経験する海外の大きな案件であり、留学前だったので英語力にも自信がありませんでした。数百ページにおよぶ英語の契約書が複数あり、初めは心が折れそうになりましたが、外部弁護士の力を借りて当社にとっての重大リスクを抽出。海外事業部や外部弁護士との打ち合わせを重ね、交渉に臨みました。この案件の場合、東京ガスはマイノリティー(投資規模の小さな企業)としてプロジェクトに参画する予定であったため、相手側は強気であり、交渉は難航しました。長期間の交渉となり、頑なな交渉相手にくじけそうにもなりましたが、経験豊富な先輩から励まされ、立ち向かう勇気が湧いてきたことを覚えています。約半年間、粘り強く交渉した結果、最終的には相手方も譲歩。その過程でさまざまな関係者の知恵、交渉力、バイタリティーを吸収し、何よりもチームとして仕事をする楽しさを実感しました。
東京ガスは上司、先輩、後輩が強い絆で結ばれ、同じ目標に向かって、支え合って進む素晴らしい社風があります。また、女性のワークライフバランスに配慮した制度はもちろん、社員の理解度も高く、女性にとって長く、自分らしく活躍できる環境が整っています。将来は法務の専門性を高めながら財務的な観点も学び、海外事業部や原料部で大規模なプロジェクト動かしていくような経験もしたいと考えています。
必要な資質やスキルは? 法務に必要なのは、論理的思考力・事実や問題点を把握する力・解決策提示能力。
合っている人はどんなタイプ? エネルギーを通じて広く社会に貢献したい!という熱意とコミュニケーション能力があれば、どんなタイプの方でも。
入社前と後ではイメージのギャップはある? 思っていたよりも若手に仕事を任せてくれる会社。

学生へのメッセージ

就職活動は、広く社会を知るチャンス。企業側からの積極的な情報提供をこれほど多く受けられる機会は、この先限られています。なるべく多くの企業や社員に触れて、自分は何がしたいのかをとことん考え抜いてみてください。その上で当社を志望していただければ、うれしく思います。