持続可能な社会の実現のために、
ステークホルダーとの連携を推進。
海外事業
サステナビリティ推進部
地球環境グループ
知覧 彩香
SAYAKA CHIRAN
2014年度入社
人間文化創成科学研究科
※各社員の所属名称は、インタビュー時点(2022年3月1日)の所属部署を2023年3月1日時点の名称に変更しております。
入社動機
大学で人間の生活環境について学んでいたことから、「人の生活を支える仕事をしたい」と考え、インフラ系企業を中心に就職活動を展開。数ある企業の中でも、地球環境に優しく災害時にも生活機能を維持できるまちづくりに関わる仕事に携わりたいと考え、東京ガスを志望した。
仕事内容はもちろん、OG訪問や説明会への参加を通じて知った、社員の仕事に対する思いや人柄に惹かれたことも入社動機に。「この方たちとの仕事を通じて自分が成長できる」と強く感じた。
CAREER
●1年目/2014年度
都市エネルギー事業部 神奈川都市エネルギー部
業務用営業、神奈川県内地場設計事務所の営業担当。
●4年目/2017年度
都市エネルギー事業部 技術支援グループ
新規商材スマートマルチ×エネシンフォの営業推進・支援。
●6年目/2019年度
サステナビリティ推進部 地球環境グループ(環境計画グループ)
気候変動関連に係る政策対応、社内のCO₂ネット・ゼロ推進。
サステナビリティ推進部における
知覧さんのミッションは?
サステナビリティ推進部の大きなミッションは、東京ガスグループが事業活動を通じて企業価値を生み出しながら、持続可能な社会の実現に貢献することの推進です。その中で私は経営ビジョン「Compass 2030」に掲げられた「3つの挑戦」の1つである「CO₂ネット・ゼロをリード」の推進に携わっています。
業務は大きく分けて2つの側面があります。1つ目は東京ガスグループの気候変動に対する取り組みを、社外のステークホルダーの方々に発信すること。具体的には気候変動対策に関連する政策への対応や、お客さまとの関係強化を行っています。様々なステークホルダーと協同しながら東京ガスグループのCO₂ネット・ゼロの取り組みを推進できるよう、提案や意見交換を行っています。
2つ目は世の中の気候変動関連の動きをタイムリーに情報収集し、社内へフィードバックすることです。国内外の政策・制度の調査や各部門業務への影響分析、関係部所と連携し気候変動政策や国際イニシアチブに対応した取り組み推進などを行っています。社内外の様々な人と関わり、また、気候変動という大きな課題に携わるため、詳細から全体像まで理解する必要がありますし、それを整理してわかりやすく伝えることが重要な業務です。
知覧さんにとっての
仕事のやりがいや醍醐味は?
現在、世界の脱炭素化への流れは加速していて、日本でも2020年の「2050年カーボンニュートラル宣言」以降、あらゆる分野において脱炭素化への取り組みが始まっています。東京ガスグループでもこれに先立ち、2019年にCO₂ネット・ゼロをリードすることを掲げてチャレンジをスタートしています。
東京ガスグループの取り組みをステークホルダーの方々に訴求して理解していただくことはとても重要でやりがいを感じます。一方で、特にガス事業の脱炭素化への取り組みの訴求は難しい側面もあります。というのもすぐに取り組めるCO₂削減への貢献から中長期的な研究開発まで時間軸が多岐にわたっているため、個々の取り組みについてだけでなく、全体を体系的に伝える必要があるからです。そのため、日頃から物事の背景や相関関係について理解することを心掛けています。
意見交換や提案を行った際、東京ガスグループの取り組みに対して期待を寄せていただけた時や、お客さまから一緒に脱炭素化へ取り組んでいく考えを伺えた時は、とても充実感を感じます。
今後どんなことに
挑戦したいですか?
これからも、お客さまの持続可能な生活・まちづくり等に関連する業務に携わっていきたいと考えています。今の業務は東京ガスグループの取り組みについて発信していくことが中心ですが、将来的には、新規サービスの創出や提案にも挑戦したいです。
今まで経験してきた業務用部門の営業や営業支援、また現在のサステナビリティ推進部の業務を通じて、当社グループのステークホルダーは多岐にわたっていることを実感しました。その仕事を通じて、様々なお客さまのニーズや社会の要請・期待を適切に把握することができたことは、私の強みになっているとも考えています。気候変動対策やエネルギーの安定供給をはじめとする世の中のニーズや、社会課題の解決につながる新規サービスの創出・提案を通じて、東京ガスグループのさらなる企業価値向上を図り、持続可能な生活・まちづくりを実現していきたいです。
プライベートの過ごし方
休みの日は旅行に行くことが多いです。特に温泉旅行が好きで、旅館の美味しいご飯と温泉でリフレッシュしています。また、温泉地の近くにある寺社仏閣を巡り、その土地の歴史や文化を知ることはいつも新鮮で楽しいです。寺社仏閣は自然が多いところにあるので、その中をゆっくり散歩して日々のデスクワークで鈍った体をほぐしていくと、頭の中がすっきりできますね。
※上記は、新型コロナウイルス感染拡大前の過ごし方について記載しています。