法人のお客さまのニーズを見極め、
幅広い商材から適切なものを提案する。

都市エネルギー事業部の業務と
岩山さんの仕事について教えてください。

都市エネルギー事業部は、業務用のお客さまに対応する部署です。その中で私が所属する首都圏営業グループでは、民間法人で比較的小口の需要家を対象に営業活動を行っています。都市エネルギー事業部の商材は、ガス・電気はもちろん、ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコンやメンテナンス契約、コージェネレーションシステムやエネルギーサービスの提供、さらに最近では、カーボンニュートラルLNG（※１）等の環境商材の提案など多岐にわたります。電気・ガスの全面自由化に伴い営業環境は厳しい面もありますが、お客さまのニーズを見極め価格以外の付加価値をご提供することで、より多くのお客さまに選ばれるよう、日々、提案営業をしています。
打ち合わせ・提案書作成などで忙しい毎日ではありますが、お客さまとの関係性を築き、自分の提案が受け入れられて成約に至ることには、やはり達成感を感じますね。都市エネルギー事業部のお客さまは、業種も規模も多種多様であるため、お客さまによって営業ストーリーも異なり、同じ「成約」や「失注」でも毎回新たな発見や気づきがあることが面白いと感じています。今でも、自分で一から仕掛けて、初めてスマートマルチを導入頂いた銭湯のお客さまは、強く印象に残っています。とてもお客さまと距離が近く、先日は私に結婚相手を紹介しようとしてくれました（笑）。今後も親密な関係を築いていきたいです。

※１カーボンニュートラルLNG：LNGバリューチェーン全体で排出される温室効果ガスを、森林保全等で創出されたCO₂クレジットで相殺することで、地球規模では排出量がゼロとみなされるLNG。

これから先どのような
キャリアを歩みたいですか？

将来的に実現したいキャリアが2つあります。1つは、現在の都市エネルギー事業部で経験を積んで、自信をもって都市エネルギー事業部のソリューションを語れるようになりたいです。そのためには、営業経験も大事ですし、知識もこれまで以上に幅広く取り入れて成長していかなければと思っています。
2つ目は、就職活動の軸でもあった「海外で働きたい」ということです。それが現地の都市ガス事業への参画なのか、上流における開発なのか、当社の海外事業の領域は様々なので、具体的には定まっておりませんが、現地の政府機関や現地企業の方々と一緒に働けることを目標にしています。まだ漠然とはしていますが、地球規模で「脱炭素」が叫ばれている今だからこそ、どんな業務に携わるとしても、そこに貢献していきたいという思いは、ずっと持ち続けていたいと思います。