定期保安点検の支援・管理を通して、
暮らしのなかのガスの安全を支える。
INTERVIEW WITH
ANNA
MUTO
武藤 杏奈
営業技術支援・機器保安
リビング業務部
首都西機器保安センター
WHY?
TOKYO
GAS
入社動機
最後に背中を押したのは、人々の暮らしを支える仕事をしたいという思い。
私は愛媛県の出身で、同級生の多くは地元や関西・中国地方で就職活動を進めていました。しかし、私の場合は父の仕事の都合で東京に住んでいた時期があったので、馴染みがあり知人も多い東京での就職を考えていました。
東京ガスと出会ったのは、多くの企業が集まる合同説明会の場です。子どもの頃に見た東京ガスの斬新なCMが記憶に甦り、興味を惹かれました。最終的に決め手となったのは「人々の生活基盤を支える仕事に携りたい」という思いです。日本各地で発生した大規模災害により、被災地はインフラが麻痺してしまい、生活がままならない様子を度々目にしてきました。私自身は大規模災害に遭った経験はないですが、台風で停電しただけでも不安や不便さを感じ、その度にエネルギー供給の重要性を肌で感じていましたので、被災地の状況を想像するだけで心が痛みました。そんな人々の暮らしに欠かせないエネルギーの安定供給に寄与することは、大きなやりがいにもつながると思ったことが、東京ガスを志望した理由です。
また、実際に東京ガスに就職された先輩に話を聞いて、働きやすい会社だからと勧めていただいたことも決め手になりました。
WHAT I DO
仕事概要
ガスを安全に使っていただくための定期保安点検・ガスの開栓作業の司令塔。
入社して3年間は導管事業部※の設備保安センターで、大規模物件の法令で定められた定期的な点検(以下、定期保安点検と記載)を担当しました。これはガス漏れがないか、ガス機器が安全に使用できるかどうかを調べるもので、私は実際に百貨店や病院、大学などの点検を行っていました。
入社4年目からリビング業務部首都圏西機器保安センターへ異動となり、戸建てや集合住宅などのお客さま、小規模な飲食店などのお客さまを対象とする定期保安点検や引っ越し等に伴う法令で定められた点検(以下、開栓作業と記載)などを行っています。とはいっても、私自身が現場に出向くわけではなく、定期保安点検と開栓業務を委託する協力企業からの問い合わせ対応や業務支援、進捗管理が主な仕事。いわばガスを安全に使っていただくための定期保安点検とガスの開栓作業の司令塔的な役割です。現場で問題が生じた場合、適切かつ迅速に指示をしなくてはならないため、知識とスキルが求められる仕事でもあります。その意味では、大規模施設で実際に点検を行っていた経験が大いに役立っています。また、万が一、お客さま宅でガス機器の使用に伴う事故(消費機器事故)が発生した場合の現場対応や、全てのお客さまにガスを安全にご使用いただくためのお知らせなども、機器保安センターの業務になります。
※現在は東京ガスネットワーク株式会社が実施
MOTIVATION
やりがいや成長を感じた時
専門知識を向上させて、現場やお客さまによりそった支援を。
お客さまによって所有しているガス機器やガス設備、ガス機器の設置状況などが違うので、協力企業からの問い合わせ内容は実に多様です。加えて対応にはお客さまをお待たせしないようスピード感が求められるため、異動当初は自身では対応しきれず、先輩に助けていただくことも多々ありました。しかし、わからないことを調べ、先輩に教えていただきながら専門知識を深めていくことで、現在は幅広く対応できるようになってきています。積極的に業務に向き合うことは、自身の成長にもっとも繋がると思います。
私が直接接するのは協力企業の方々ですが、その先には必ずお客さまがいらっしゃることを意識し、協力企業だけでなくその先のお客さまによりそった対応を常に心がけています。その甲斐あってか、協力企業の方から指名で問合せをいただくことや、感謝を伝えていただくことが増えてきました。信頼関係を構築できているのかなと嬉しく思いますし、やりがいにも繋がっています。現在は概ね業務に精通し、俯瞰して進められるようになったところです。将来のキャリアビジョンは模索している最中ですが、まずは任された仕事一つひとつに責任感をもって誠実に取り組み、さらに専門知識を向上させて、消費機器保安のプロフェッショナルになりたいと考えています。
PRIVATE
プライベート
独身時代と変わらぬ過ごし方を実践。
休日は友人や同期と美味しいものを食べたり、カフェ巡りをしたりすることが多いです。また、まとまった休暇をとれるタイミングでは、地元愛媛に帰省したり、旅行したりしています。東京ガスでは結婚すると特別休暇を5日取得できるのですが、その休暇を利用して新婚旅行でハワイに行ったことはここ数年で1番の思い出です。
ONE DAY SCHEDULE
1日の仕事の流れ
8:40-9:30
始業前にラジオ体操で身体を起こし、その後、朝礼で当日のスケジュールや業務内容を全員で確認。メールチェックも欠かさず行う。
9:30-12:00
午前中は協力企業を巡回して、業務の進捗状況等を確認。今後の施策についての打ち合わせも実施。外出時は近くで美味しいお店を探してランチ。普段はお弁当持参。
13:00-15:00
定例業務・問い合わせ対応など基本的にはデスクワーク。難しい問い合わせには確認・相談しながら対応。
15:00-17:30
定例業務・問い合わせ対応の合間に会議を行うことも。コロナ禍以降はオンラインでの会議も増えてきている。